アコギ初心者の入門書
アコギを始めるにあたり、やはり、一つくらいは入門書に目を通しておきたいものですね。どのような入門書を選んでも、あまり違いはないと言えます。初心者がまず覚え、練習する内容はだいたい決まっていますから、どんな入門書を選んでもだいたい同じようなことが書かれています。しかし、練習段階で幾つかの演奏曲の楽譜が掲載されていると思いますが、その曲で選ぶのも一つの方法かもしれません。
どうせなら自分が好きな曲で練習したほうが楽しいので、練習意欲がわきます。あとは入門書といっても、ある程度のレベルの差がありますから、自分のレベルにあったものを選びましょう。完全に初心者で右も左もわからない人と、ある程度のコードや楽譜は読める人では違いがあります。中を少し読んでみれば、自分で理解できる内容かが判断できると思いますから、自分のレベルに合わせて一番良いと思うものを選ぶのが良いと思います。いずれにしても、入門書は入門書であり、基本的な知識を得るためのものに過ぎません。
どれだけ本を読んでも上達するわけではなく、いかに指示通りに練習を積めるかでギターの技術力は上がっていきます。最初はただ練習しているだけで良いですが、ある程度経つとメンテナンス力も必要になってきます。弦が切れることもありますし、ピックが折れてしまったり、使いにくかったりといった別の問題が出てくるのです。そんな時に入門書が再び必要になってきますから、入門書にはピックや弦の張り方などまで記載されているものを選びましょう。
アコギの練習方法
アコギを手に入れたら、早速何か弾いてみたいものですが、初心者はどんな風に練習すればよいでしょう?一般的な楽器の殆どは、何らかの形で教えてもらわなければ上達しません。そのため、教室に通って習うことが多いものです。でも、ギターの場合は自己流でも何とかなってしまうという特徴があり、初心者でも比較的簡単に始められる珍しい楽器の一つです。その証拠に、ギター担当のミュージシャンの殆どは、特別な教室に通ったりせず、自分一人での(あるいはバンド仲間との)練習だけで上達しているのです。
また、ギターは楽譜が読めなくてもある程度は何とかなる楽器でもあります。とりあえず音の出し方とコードを覚えれば、何とか曲が弾けてしまうのです。音楽雑誌の付録やギター入門のような書籍だけでなく、インターネット上にもコード表などは沢山公開されていて、誰でも見て覚えることができます。ですから、まずは、このコードを全て覚え、その指使いをマスターできるように練習しましょう。
このコードさえ覚えてしまえば、最初はただ、ジャン・ジャン・ジャン・ジャンというリズムや、ジャンジャカ・ジャンジャカというリズムを曲に合わせて引くだけで曲になってしまいます。簡単なギター入門のような楽譜や、コード表を入手できれば、コード表を追いながら歌うだけで、ほら簡単に弾けてしまうではないですか。一番最初はともかく、コードを全て覚えること。そして、音が濁らないように出せる練習を好きな歌を弾きながらしていきましょう。テニスシューズの選び方
初心者が購入すべきギター
アコギは年齢に関係なく始められ、比較的安価に入手できて自己流で練習が可能なギターですが、本当の初心者の場合、まずどんなギターを選べばいいのかで迷ってしまうことと思います。アコースティックギター、通称アコギは、一般的には弦がスチール製のフォークギターを指しますが、ナイロン製の弦のクラシックギターもアコギに含まれています。
全くの初心者の場合、本当は最初はクラシックギターのほうが練習しやすいのですが、どうしても人気はフォークギターの方に偏っているようです。クラシックギターは弦がナイロン製で太いので、弦の指ざわりがフォークギターと比較してなめらかで押さえやすいという特徴があります。最初はまだ慣れていませんから、スチール製の弦だと、特に細い方の弦を押さえる指がすぐに痛くなり、練習が嫌になってしまうことも多いのです。
ですから、本来はある程度弾けるようになってから買い換えるほうがいいのですが、価格帯は一番安いものを選ぶのが無難です。上記のような理由から、脱落する人が多いのもギターの特徴ですので、最初は中古品を安く譲ってもらうのでもよいでしょう。いずれにしても、ある程度弾けるようになれば、自分でどういうギターが欲しいという希望が出てきますから、新しいものを欲しくなります。その時に好みのギターを選べば良いわけですから、最初は安いギターで十分です。手の小さな女性の場合は、スモールサイズのギターもありますが、少し割高になっています。